2020.9月~2021.02月活動記録

2021.02月

02.24土地利用の計画に沿った誘導を~2月定例会議一般質問

地域で決める 守り伝える 新しいエネルギー コンパクト
2月定例会議

 今後も再生可能エネルギーの導入が進むということが予想されますので、適切な開発となるようにする必要があります。特に設置場所の候補となる「森林地域」の土地利用については、太陽光発電設備の設置に代表される事業用地などへの転用に関して、基本的な考え方、方向性を示してコントロールする必要があると考え、知事に見解を問いました。

 知事からは、「滋賀県の国土利用計画では、県土利用の基本方針の中で、『大規模太陽光発電施設などの再生可能エネルギー関連施設の設置に際しては、周辺の土地利用状況や自然環境、景観、防災等に特に配慮する』と定められています。これを踏まえ、本県では、個別法の運用や、太陽光発電に関する国の事業計画策定ガイドラインを活用した指導をしっかり行うことにより、環境に配慮した、適正な事業実施が確保されるよう取り組んでいるところです。しかし、事業者への周知も課題と認識しており、今後より一層計画の周知を図っていきます。」との答弁でした。

 現実には、大規模な太陽光発電設備が森林を切り開いて設置される事例があり、少なからず災害やトラブルが起こっています。これまで個別法やガイドラインの運用の結果であり、今後の対応を考える必要があります。

 例えば「国土利用計画審議会」は様々な分野の有識者が委員になって議論がされています。この審議会の議論を土地利用政策に反映させるなど、今以上に県民の意見を反映させる仕組みが一つの方法であると考えます。

2021.01月

01.042021年始動!

2021年始石山駅頭

 新年の始動。月曜日ですので石山駅からです。

 国民民主党の斎藤アレックスさん、大津市議会議員の田中ともひささんと一緒にマイクを握って、県政市政の報告や現在の国民民主党の取り組みなどについてお話をさせていただきました。

 

 昨年は、当たり前だと思っていた多くのことが、実は当たり前ではなかったと気づかされた一年でした。今年も年始の行事は中止になったものがほとんどですが、従来通りという訳にはいかない状況ですので致し方ありません。

 そんな中でも(マスクはしてますが)いつもと同じように「石山駅」からスタートできたことに感謝しながら駅頭での活動です。今年も頑張りますので、皆さま、よろしくお願いいたします。

2020.12月

12.15人材の育成は未来への大切な投資~総務・企画常任委員会

教育 働くことを軸とした社会
総企常任委

 総務・企画常任委員会で、高等専門人材育成機関設置に向けた検討状況について説明を受けました。少しずつ進捗していて、最近、県としては「高専」が「ふさわしい」と判断していると協議会などの場において知事が表現するところまできています。だいぶ前進しました。

 かねてから「高専の設置」を提言してきました。今後は是非、県内における事業の位置づけの議論にとどまらず、設置の目的「人材の育成」に重点をおいて、日本全体に発信する事業となるように取り組むべきであると考え、いくつか指摘をしました。

 もちろん、県内にもメリットがあります。滋賀にはデータサイエンスに関するコミュニティーができつつあり、これに参画する”情報”高専にすると面白い、と私は思っています。滋賀大学にデータサイエンス学部、滋賀県立大学、近くに京都大学など、情報工学に長けている学術機関がいくつも立地し「集積」しています。滋賀で学び、企業する人材を輩出し、その人材が滋賀に拠点をおくことがメリットになるように取り組むことで県内産業の課題解決や活性化にもつなげられると考えます。わくわくする事業になると思いますが、皆さんいかがですか?

 

 まだまだハードルはありますが、引き続き、実現を目指します。

12.10琵琶湖の環境 「あしもとから」できることを~11月定例会議一般質問

自然・文化・歴史 多様性・協働 自治
11月定例会議

 琵琶湖の清掃や水草除去の活動に参加することで現場の様子を知ったこと、ともに活動をした人々と一緒に考えたことを質問にしました。

 知事も今議会の代表質問で琵琶湖にとっても気候変動とプラスチックは新たな課題と認識しているとの見解を示されています。琵琶湖の環境に影響を与えるものは様々にありますが、まずは目に見えるものから、琵琶湖のゴミを少しでもなくそう。そのために、琵琶湖に散らばってから回収するのは効率が悪い。琵琶湖の湖底や湖岸にある多量のゴミはどこから来ているのか?湖底の清掃と川へのゴミ回収トラップの設置などの事業を行えないか?など提案を行いました。

 加えて、多くの人に琵琶湖の状況を知ってもらうための「琵琶湖の映像化」について、これは事業の前後の比較検証や琵琶湖の魅力を発信する効果もあると考えます。また、映像も含めて琵琶湖の様々なデータのアーカイブ作成を。

 そして、これらの財源には、大津市の事例を踏まえてふるさと納税の活用、寄付の仕組みを使えないか。

 かなり踏み込んだ前向きな答弁を返してもらえたと考えています。まずは一歩。様々な人に参加してもらえる取り組みになるようにしたいと思います。琵琶湖の健康のために「あしもとから」。

びわ湖清掃1 びわ湖清掃2 びわ湖清掃3

2020.11月

11.28【ご報告】新国民民主党に参画します~党県連結成大会開催

結成1 結成2 結成3

 旧・国民民主党の解党に伴い無所属にて活動をしていましたが、今般、新・国民民主党へ参画することにしましたのでご報告いたします。

 11月28日に、滋賀県連結成大会を行いました。コロナ禍ではありますが、多くの方にお集まりいただきました。また、党本部より玉木代表が激励に来てくださり、国民民主党が目指す社会について様々な示唆をいただきました。

 結成大会では、規約の制定、役員体制と当面の活動方針を確認し、私は県連の幹事長を仰せつかりました。身の引き締まる思いです。現状、議員の数は少ないですが、ここは「山椒は小粒でもひりりと辛い」を地で行くべく、そして何より、党員・サポーターの皆さんをはじめ応援してくださる人の力をいただいて、活動を進めていきたいと思います。

 未来志向で、常により良い社会に向けて「何をするか」「何ができるか」を議論する政治家でありたいと思います。だから、国民民主党の「対決」より「解決」を重視する姿勢、そのための議論を重んじる姿勢に共感します。

 党に所属する、しないにかかわらず、私は今までと何ら変わりませんので、引き続きのおつきあいをよろしくお願いします。(つい先日も書いたような・・・微笑)

2020.10月

10.29「琵琶湖」は保全?再生?次のキーワードを

自然・文化・歴史
県民参画委員会

 滋賀県立大の一室をお借りして、琵琶湖・気候変動対策特別委員会の県民参画委員会が開催。第1、2期と取り組んできたマザーレイク21計画の次期計画の検討段階ということもあり、マザーレイクフォーラムに集う皆さまと意見交換を行いました。

 「保全」や「再生」をキーワードとしてきたが、これに代わるより良いキーワードを考える必要があるのではという考えに共感。琵琶湖の「課題」ばかりが発信されてきたが、今も多くの人を引き付ける「魅力」を伝えることで、琵琶湖のことを考えてくれる人を増やせるのではないか。また、その意味では、滋賀の子どもたちと琵琶湖の関係が以前より遠くなっていないか?引き合わせることができる大人がいなくなっていないか?など問題意識と共に、改めて「取り組みを前に進めたい」と考え行動する多様な方々がいる、という気づきも得られた時間でした。

 

10.26気がつけば吐く息が白くなりました

石山駅頭

 つい1ヶ月前は暑かったような・・・。気がつけば吐く息が白くなり、季節は移ろいますが、駅頭活動はいつもと変わらず石山と瀬田で続けています。

 写真は石山駅頭でマイクを握って県政報告の図です。何かありましたらお声かけいただけると幸いです。

10.24シリーズ・かわい貸し出します~日本バイリーン労働組合

働くことを軸とした社会
バイリーン1 バイリーン2

 今回は日本バイリーン労働組合の役員研修にお邪魔し、組合長のオーダーに従いまして「労働組合の活動について」をテーマにお話をさせていただきました。

 労働運動を基本に、その延長線上で議員活動をしていると考えている河井ですが、「労働組合とは」をお話するには荷が重く、いくつかの事例と労働組合の役員であった経験を踏まえて、私の理解するところをお伝えして参考にしてもらうことにしました。

 およそ1時間いただきました。参考になったか不安はぬぐえませんが、私にとって楽しいひとときでした。貴重な時間をありがとうございました。

2020.09月

09.28悪質クレーム対策について~9月定例会議一般質問

働くことを軸とした社会 多様性・協働
9月一般質問

 本来「クレーム」は事業者が耳を傾けるべきものです。サービスや製品の至らない点について気付き改善することで、よりよいサービスや製品を生み出すことにつながり、結果、事業者の利益とすることが可能であるからです。

 しかし「悪質クレーム(カスタマーハラスメント)」は、苦情を伝えるということを超えた”迷惑行為”であり、「クレーム」とは一線を画すもので、顧客と企業のあるべき関係から逸脱しているものです。これが原因で、精神を病む、体調を崩すなどで、休職や離職に追い込まれる労働者が少なくありません。さらに企業にとっても労働者を失うだけでなく、機会損失や生産性の低下などの影響があり、対応が求められます。

 働く現場の切実な声です。まずは「悪質クレーム」という問題があること伝えることから、と質問をしました。残念ながら、現状では、事業者側で「悪質クレーム」に備えるしかなく(ここは変えていかなければならないと思いますが)、行政で「備える」ための支援が必要ではないか、県の考えを問いました。課題の存在、事業者への支援など対策の必要性については認識の共有ができたと考えます。

 国でも法制化などの動きがありますが、なかなか有効な対策につながりません。地方からも「動き」を作るべく取り組んでいきます。

09.11【ご報告】国民民主党の解党にあたって

国民民主党

 2004年に労働組合の職場役員となり川端達夫衆議院議員(当時)を支援する活動に参加して以来、様々な形でかかわってきて、また2011年に市議会議員になってからは党籍を持つ議員として所属していた政党が歴史の幕を閉じました。

 寂しい気持ちはとても強いですが「栄枯盛衰は世のならい」とも言います。振り返りは必要ですが、後ろを向いている暇はありません。前を向いて初心を忘れずに進んでまいります。

 と言うことで「無所属」です。党所属のこと以外、今までの私と何ら変わりございませんので、引き続きのおつきあいをよろしくお願いいたします。

 

 あらためて

 『これまで既得権益の構造から排除されてきた人々、まじめに働き税金を納めている人々、困難な状況にありながら自立をめざす人々の立場に立ちます。すなわち、「生活者」「納税者」「消費者」の立場を代表します。』(1998年民主党大会決定「私たちの基本理念」より)

 『重視するのは「対決」ではなく「解決」』(2018年国民民主党「私たちの理念と政策の方向性」より)

 今後もこれらを体現できるように取り組んで参ります。

 これまでと変わりません。(微笑)