2017.9月~2018.2月活動記録
2018.02月
02.02廃校リニューアル ~ 菊池市視察
熊本は菊池市の廃校リニューアルの事例を視察しました。
美少年の銘柄で有名な酒造メーカーが小学校の跡の敷地と建物を利活用して酒造りを行われています。地元の米を使い、地元の人が働いています。廃止する公共施設で産業・雇用を生み出す利活用がなされた事例です。
校長室は原料を仕込む作業場に、体育館は倉庫になっていてお酒のケースなどが積まれています。(なかなか見慣れない光景ですね)建物は、少し手が加えられていますが、基本的にそのまま使われています。
02.01防災・大津町の経験を学ぶ ~ 大津町視察
熊本は大津町で防災と庁舎整備計画の2項目について視察させていただき、災害を経験された中で得られた知見を伺いました。避難所の運営、車中泊の対応、災害後の復興住宅の設置や災害廃棄物の置き場所などの用地確保など様々な視点から災害対応に関する気付きをいただきました。
地震の被害で庁舎が使用できなくなり、プレハブの仮設庁舎での執務となっています。議会も公共施設の貸会議室を議会の間だけ議場に仕立てて対応されています。復旧復興にも日常の業務にも苦労をされています。私たちの大津市においては、庁舎付近を活断層が通っていて震災の可能性がないと言い切れません。その庁舎は、老朽化が進み耐震も十分でない状態です。震災が起こる前に早急に対応が必要であると考えます。
2018.01月
01.18大津町と大津市と
大津(おおづ)町議会文教厚生常任委員会の行政視察の一環としてご依頼のあった、大津(おおつ)市議会教育厚生常任委員会の委員長、副委員長との情報交換会が行われ、委員長として参加しました。
昨年10月の台風被害に対する大津町からの迅速な支援に対するお礼などを挨拶でお伝えし、引き続いて、委員会の所管する分野のテーマや熊本で発生した地震を踏まえた避難所運営をはじめとする災害対応についてなど情報や意見の交換を行わせていただきました。お役にたったのかはなはだ不安です。実際、こちらからお聞きしたことの方が多く、視察をさせていただいた感じになってしまいました。すみません。しかし、私にとっては大変多くの「気付き」を得ることができた時間でした。(大津町議会の皆様ありがとうございました。)この後、大津町の皆様は「LINEによるいじめ相談」についても視察をされました。
大津町と大津市は、災害時における相互の支援の他にも、志賀中学校の生徒達が大津町へ災害対応など学びに伺うなど交流が行われています。また、私たちの会派では、たまたまタイミングが近くなりましたがこの1月31日からの行政視察で大津町に伺う予定にしています。様々な形でのやり取りがお互いのより良いまちづくりにつながればと考えます。
01.07 消防出初式
大津市の消防出初式。今年も晴嵐分団の一員として参加しました。写真は第2部の訓練の様子です。今年は筒先を持ちました(写真左側が私です)。幸いなことに、風が穏やかだったので、真冬に水浴びすることなく訓練を終えることができました。
「備えは万全」となるように努めます。でも、出番のない一年でありますように!!
2017.11月
11.17 びわ湖放送「各常任委員長に聞く」収録
大津市議会の情報をお伝えするびわ湖放送の情報番組「各常任委員長に聞く」の収録でした。教育厚生常任委員会の委員長として収録に臨みました。番組の前半はニュースキャスターの森田恵奈さんの委員会の取り組みに関する質問に答える形で、後半は私が市の図書館の状況について図書館長と図書館司書に質問する形になっています。(後半は「各常任委員長が聞く」?)
収録は何度やっても慣れませんが、委員会の取り組みをお話しすることを通じて、大津市の状況や課題をお伝えできればと思います。放送は12月10日18:15からの15分番組です。
11.11 フィッティングボードの設置進む
以前から設置を言していたフィッテイングボードが新たに公共施設に設置されました。竣工した大石市民センターのみんなのトイレ(多目的トイレ)です。
子どものトイレのサポートでお父さん・お母さんが使うには、便器からやや遠いのが難点。このトイレにはオストメイト対応の設備も設置されていますので、より良いカタチとしては、便器やオストメイト対応の設備との位置関係も考えての設置です。これは今後の課題ということで。設備担当の職員さんにお伝えしました。
※フィッティングボードとは、トイレ内で大変便利な収納式の着替え台のこと。(写真中央)
2017.10月
11.08 粟中のオールイングリッシュ授業 ~ 市内視察
大津市の中学校では、今年の4月から全中学校の1年生で年間20時間、2年生は2校の研究実践校で年間10時間のオールイングリッシュ授業が行われています。教育厚生常任委員会の所管事務調査の項目として粟津中学校1年生の実際の授業の様子を視察させてもらいました。
英語の担任、補助の先生、ネイティブのALT(外国語指導助手)の3人の先生が32人の生徒を教える形で、先生は最初から最後まで英語のみで授業を進め、生徒もちゃんとそれに応えて英語のみで対応しようとしていました。クラスの全員が授業に積極的に参加しているように感じたと同時に、私たちの記憶にある英語の授業とはずいぶんと変わったと思いました。
授業が活発な感じなのは、オールイングリッシュ授業だからではなく、英語という教科の特性もありますが、先生(特に英語担任)の指導法によるものであり、通常の授業でも同じであると推察します。授業の質の向上は教科に応じた進め方や指導法が重要であると考えます。
後の意見交換で、自身が参加した海外での英語研修の効果を問われ「英語が話せることも大事だけど、それ以上に何を話すかがとても大事であると改めて気づいた」との英語担当の先生の言葉がとても印象的でした。
2017.09月
09.14 「安定した雇用」が少子化対策につながる ~ 9月通常会議一般質問①
「安定した雇用・収入があること」が子どもを産み育てるのに前向きになることができる要因であり、少子化対策に必要であるとされる中、不安定な雇用・処遇の差などが指摘される非正規雇用には様々な課題があります。大津市役所でも多くの業務を非正規職員が担っている現状を踏まえ、執行部に自己分析と評価について問いました。
全体の約4割に達する非正規職員は市政運営において必要不可欠な存在であり、再任用や定年延長をはじめ自治体の人事制度は転換期にあるという答弁でしたが、非正規雇用の問題点の認識は薄いと感じました。
少子化社会対策に取り組む大津市において、役所の中でもこの点の課題設定が必要であると考えます。
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